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『さあ、お茶を買おう』とスーパーやお店でお茶コーナーを見ると、「ふっくら」した柔らかいパッケージと「かちかち」した固いパッケージがあるのを見たことはありませんか?

斉光園では、多くの包装を「かちかち」のパッケージにしています。
どうして、斉光園が「かちかち」を多く採用しているかというと…理由はずばり!「お茶の鮮度をより良く保つため」です。(「ふっくら」では鮮度が保てないわけではないです、そのことについては、後で詳しく書いています♪)

お茶が傷んでしまう原因は、大きく分けて4つあります。

1つ目は、「酸化」

空気中の酸素による酸化がお茶に含まれるカテキン、ビタミンCなどを変質させ、味わいが低下してしまいます。

2つ目は「湿度」

湿気によって、お茶の水分含有量が増えると酸化が進み、色や香りが悪くなってしまいます。

3つ目は「光」

電灯や太陽光などの光を浴びると葉緑素の分解が進むので、茶葉の色やツヤが変質したり、
独特の臭いが発生したりします。

4つ目は「移り香」

様々な製品に使われているように、茶葉は強力な脱臭作用があります。
そのため、密封されない状況で保存すると、周囲の様々な臭いや香りを吸収してしまい、
お茶本来の香りや味が分からなくなってしまいます。

この4つを防ぐことで、お茶の鮮度を保つことができます。

当園では、窒素を充填してから、布団圧縮袋のように真空状態にすることで、「酸化」「湿度」「移り香」を防いでいます。中身が真空になっているので、パッケージが「かちかち」になる、という訳です。(ちなみに、「光」は、気密性が高く、光を通さない袋を採用することで防いでいます。)
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なお、窒素の充填率を増やせば「ふっくら」状態でも「かちかち」と同じように長期間保存が可能になります。しかし、まれにお茶がパッケージを突き破る事があるのですが、「ふっくら」だと、包装に穴が空いているかいないか判別が難しいです。(穴が空いていれば、空気に触れ、お茶が傷んでしまいます。)その点では、「かちかち」パッケージの方が、真空かどうか分かりやすいという利点があります。

当園では、お客様に新鮮な茶葉をお届けするため、このように工夫してお茶をパッケージ詰めしています。
「かちかち」の袋を見た際には、ぜひこれらの話を思い出してみてくださいね。

注意開封後のお茶の保存方法はどうするの??
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鮮度を保つ工夫がされているお茶ですが、一度開封するとその効果はなくなってしまいます。ご家庭でも鮮度を保つためには、開封後は密封性・遮光性のある容器に移し、冷暗所に保存しましょう。(茶缶に移し替え、日の当たらない涼しいところに置くのがおすすめです。)
なお、冷蔵庫での保存は、庫内の他の食材の臭いを茶葉が吸収したり、冷蔵庫を開け閉めの際に、茶葉が湿気を帯びることがあります。ご注意ください。劣化する前に美味しく飲み切るためには、少量ずつ購入するのもおすすめです。
2週間から1ヵ月程で使い切る量を目安に買うと、ちょうど良いかと思います。

斉光園 前田